ごくばん Vol.252 You Are There/Judy Roberts('85)

junpee2009-09-20

2週間ぶりに早朝ジョギングへ。ジョギングを開始してから早4ヶ月目となり、いよいよなじみの顔になったのか…!見知らぬ人から「おはようございます」と挨拶されるようになる。しかしこちらはいっぱいいっぱいなので、「…っす」と小首を傾げるのが精一杯であり、非常に申し訳ない心持になる。今日は久々のジョグ、片道2kmずつで帰ろうかと考えていたが、ちょうど2kmの折り返し付近で普段は見かけないよさげな雰囲気のジョギング女子を発見してしまう。その女子を抜かすまでは折り返せないぞ、と頑張って追い抜き、結局最長不踏な某地点まで走ってしまう。これで折り返してさっきの女子と対面走行だぞ、と振り返るとあら…誰もいない!嗚呼人生ってこんなものなのね、と諦めて走っていると、リプレイのように同じ人を同じように発見する。どうやら自分より手前で折り返していたらしい。結局復路も同様に頑張って抜き去り、すぐに休むと格好悪いので、1km以上同じペースで走り続け、もう後ろにはいないだろうという地点でようやくテイクオフする。人間モチベ次第で頑張れるんだな、と体感する40の初秋。
ごくばんは、キーボーディスト/シンガー、ジュディー・ロバーツの5thを。うまく説明できませんが、エレクトーンを習っていた類の人に共鳴されそうな、幅広いシンセの奥深い音が印象的な1枚であります。因みに使用楽器はYAMAHA DX7はじめ各種。耳馴染みが良い訳です。様々なアーティストの有名作を独自解釈にてアーバン・メロウにカヴァーしていますが、中でも秀逸なのがOhio Playersの人気作カヴァーB1"Sweet Sticky Thing"。実にさりげなく、でもリリカルに、そしてサックスやエレピなどの美味しいフレーズもあって絶対使える1曲であります。そしてイントロのノリノリなカッティング・ギターに可憐なスキャットが目まぐるしく動き回る、B2"Molly's Samba"も傑作ブラジリアン・ジャズで◎。その他Michael FranksのカヴァーA1"Alone At Night"、Sue Raney/Victor Feldmanによる爽快ブラジリアン・ジャズA2"Rio De Janeiro"、日本ではアメリカ横断ウルトラクイズなテーマ楽曲を、メロウAORに味付けしたA3"Theme From Star Trek"など、プロデュースの方向性に共感しっぱなしの名盤。未CD化。