ごくばん Vol.253 You'll Never Get Away With It/Craig Donaldson('80)

junpee2009-09-21

昨日に引き続き、ジョギング連投。昨日のあの娘には逢えなかったが、涼しさも手伝い8kmほど走破してしまう。おそらく明日も明後日も走りに行く予定だが、目的はその、『あの娘』ではなく、先日到着したスーツのズボンがきついことにあり、なんとかして少しでも痩せておこう、という悪あがき以外の何者でもないのである。そんなに痩せたければ、断食でもすれば即効性もあろうものだが、さすがにこの幸福な銀週を飲酒無しに過ごすことなど想像もできず、欲望の赴くままに今日も許容範囲も超えたアルコール注入中。人生行ったり来たり。来夢来人。
ごくばん253枚目は、今年CD化された誰一人として知る由もなかった1枚。コロラドで活動していたマルチ・プレイヤー、Craig Donaldsonの80年作であります。80年作というと、AOR界隈なサウンドを意識しますが、本作の場合はそこそこ洗練されているものの、突発的で意外性な展開も少なく、正直なロック作品中心の印象が強いところ。そんな中、ボンゴの軽快なポコパコ音に先導される爽やかメロウ・グルーヴA1"We Dance And Sing"が飛びぬけて素晴らしい出来。サビにおける♪ララ・ラララ〜合唱で盛り上がってしまいますが、そのあたりは同時期の作品"Summer Soft/Jackie Paris"に通ずるところもあり。さらに叙情的な瑞々しいアコースティック・バラード作A2"Beautiful"、B4"What She's Doin' Tonight"、西海岸AORなナイス・ミディアムA4"You'll Never Get Away With It"あたりも上々の出来栄えでAOR好きなら反応してしまう楽曲。ジャケ写も印象的!