ごくばん Vol.378 Organic Plastic Music/Orange Pekoe('02)

junpee2010-08-08

昨日の続きで、アリスのチャンピオン♪おお神よ彼を救いたまえ〜のくだりを、「狼よ彼を救いたまえ」と、稲垣潤一の「君に逢いたい午後」♪Ah君が好きさ〜のくだりを「アケミが好きさ」と勘違いしていた21歳当時を思い出す。あの頃はカラオケがまだレーザーディスク仕様で、一般家庭にあの巨大なディスク群がずらりと並んでいた。その前はカセットでさらにその前は8トラックか…レーザーディスクは何者だ。
ごくばんは、本ブログ初の21世紀Jモノより、オレンジ・ペコーのデビューアルバムを。夏に相応しいホットなブラジリアン・ミュージックならびに、おしゃれなウキウキ・ジャズを堪能できる高揚感タプーリな1枚。吉田美和を彷彿とさせる、ソウルフルなナガシマトモコのヴォーカルもハッとしてグー。情熱メロウ・サンバM2「愛の泉」、M7「サンクチュアリ」、ひたすらアッパーな高速スウィングM3「太陽のかけら」、多幸感溢れるおしゃれスウィングM6"Happy Valley"、ヴィブラフォンの煌きにゆれるメロウ・ジャズM9「やわらかな夜」、潮の香りが懐かしいメロウ・ボサM14"Tiny Body"をはじめとして、全曲心地よすぎる腋下サラサラな名盤。これならオヤGも踊りだすダス。