ごくばん Vol.238 Keepsake/Randy Handley('75)

junpee2009-08-15

朝6時に目が覚める。二度寝する前にとごみを出しに外へ出る。真夏とは思えない涼しい空気に触れ、ジョギングすることに決める。夏休み初めてのランニングは12日ぶりということもあり、足の痛みもなく実に快調そのものであったが、折り返し地点で反対に向いた途端、真夏の太陽と対面する形となり、急に体力の消耗が激しくなる。太陽光の眩しさでどうしても下を向かざるを得ないため、姿勢が悪くなることがその原因だろうか。単純に眩しい光を見ているだけで頭がボーッとしてしまい、もう少しで熱中症になりそうな感覚に陥ったので予定の地点まで走らず、残りの距離を自宅まで這うように帰る。健康のためのジョギングで健康を損なっていては末代までの笑いものになってしまうな…その前に次代がいないか。
ごくばんは、久々にマイナーSSWモノから。いわゆるスワンプと言われる類のサウンドらしいが、ジャジーなものやトラディショナルなものなど、懐かしめな音楽を幅広く楽しめる内容の傑作盤であります。アルバム中白眉は、ベース&ボンゴのグルーヴに軽やかに乗っかる爽快作品B1"Papa Always Said"。派手さはないものの、エレピやサックスの気の利いた演奏や、静かに熱を帯びるコーラス・ワークなどかっこよさ満点な名曲でグー。その他、スワンプ・ロック典型な名曲A1"Ballad Of Roger Sparks"、ペダル・スティールの柔らかな音がステキなメロウ・ミディアムA2"The Singing Of A Song"、ディキシーランド・ジャズ風な陽気さがたまらないB3"Pre-Matrital Meditation Rag"など音楽の「楽」しさに改めて触れる、そんな1枚。