ごくばん Vol.259 Babadu!/Babadu('79)

junpee2009-10-03

先日昼食で立ち寄った行きつけの店にて、隣の席にやってきた中高年と思しき男性が、毎日定食に付けられる豚汁の味について店員に熱く語りかける。「先週金曜のは合格でした!…昨日のは不合格でしたね〜」and so on。クソ忙しい昼食時に付き合わされるお店の人も気の毒だが、話の内容がどうでもよいことなので、余計気の毒に感じてしまう…はたしてその人の食事が届く。なぜか豚汁からいかずに、メインの丼から食べ始める。しかし食べ方が汚い!箸を小ぜわしくカチャカチャ、咀嚼しながらクチャクチャ、と自分の子供なら間違いなく注意してしまう程のマナーの悪さ。自らの行動を客観的に捉えることは大事である。その人が帰っていったあと、お店の人も思わず苦笑していた。今は秋。
ごくばんは、今年遂にCD化されてしまった激レアな1枚を。恥ずかしながら、これがハワイものだということに気付いておらず、ここ数ヶ月CDを探せずにいましたが、先日ようやくゲット。ライナーもきちんと書かれていて、力の入ったリイシュー盤であります。79年作ということですが、アコースティックなのも、キラキラ気味なものも収録されていて、どちらもステキにメロウしています。アルバム中図抜けているのがM1"We're Not To Blame"。さりげなくボサしている涼しげなサウンドが爽快ブリージンで◎。その他フリーソウル的に語られそうな傑作メロウ・グルーヴM2"Words To A Song"、M8"All I've Got To Give"も爽やかなフルートやエレピに彩られた特A級の名曲。黄昏系ナイスAORなM4"Forget Leaving"もいいね。