ごくばん Vol.260 フリーフライト/稲村一志と第一巻第百章('77)

junpee2009-10-04

先週、飲み屋に名刺入れを忘れてしまう。翌朝通勤時一緒に入れているパスモを探そうとして、名刺入れごとないことに気付くが、その店に忘れていたとはまったく予想だにしていなかった。結局名刺入れを取りに行くために飲みに行ったが、帰り道は銭無しオケラでツライ・ツライ・ツライ。ハァ〜。その名刺入れには仕事以外のキャバクラなどの名刺も入っていたが、しっかり店でチェックされる。別に見られたところでどうということもないが、今後仕事の名刺やり取りでうっかりそのキャバ嬢の名刺を差し出してしまいそうで、今から危惧しているところ。会社の名刺裏に「電話してね♥」と一言書き添えておくか。
ごくばんは、先日のイベントでかかっていた名盤を。2002年に「喫茶ロック」シリーズでCD化されたこともありますた。稲村一志と第一巻第百章は北海道のロック・バンド。本作が初のメジャーアルバムでありますた。沢田研二似な稲村一志のヴォーカル、同時期のシュガー・ベイブを髣髴とさせるシティ・ポップ路線なサウンドが魅力的な1枚。アルバム中特筆すべきは、"Sun Goddess"ばりなメロウ・グルーヴぶりがすさまじくかっこいい、A4「恋をするなら」でしょう。手数の多いドラムをはじめ、テンション高めなセッション・ワークの熱気が伝わってくるような、そんな名曲。さらにシュガーベイブ風メロウ・ポップスB1「二月の匂い」、ラテン・メロウな爽快さが心地よいA1「淋しがりや」、B5"Back Alright"あたりも実にハイセンスな楽曲で◎。その他秋の季節に相応しい、アコースティックなスロー作品もいい感じ。