ごくばん Vol.261 In A Good Groove/The Joneses('76)

3年前に買ったデジカメが壊れてしまう。八丁堀の高級マンションで落っことしたのが決定的ダメージだったようだ。ということで新しいデジカメを物色中であるが、現在候補筆頭なのがプロジェクタ付きのヤツである。プレゼンに使えますぜ、てな感じで宣伝されていますが、私的にそのような使い方をすることもなく、じゃいつそのプロジェクタ機能を使うのか、と問われると答えようもなく、せいぜい飲み屋のネタに使うしかないのかもしれない。テレビも時計もどうせ買うならプロジェクタみたいなのが欲しい、そんな秋です。皆様いかがお過ごしですか？明日は台風三昧。
ごくばんは久々に7 inchを。フィリー・ソウルの名ヴォーカル・グループ、Jonesesの76年作であります。いかにもフィリーな厚み豊かなストリングスの調べに、彼らならではの高低音全てがリッチなハーモニー、そして爽やかメロウなまったり曲調と、まさに晴れた秋空にぴったりな1曲でございます。イントロ最後に"You Are The Sunshine Of My Life"を不協和音混じりに引用しているところもグー。両A面扱いのフリップ・サイド"Child Of Mine"は一転してゴリゴリかつスリリングな展開をみせるフィリー・ダンサー好作。上質な味わい。