ごくばん Vol.134 Where In The World/Stylus('75)

junpee2008-11-24

給料日前、しかもボーナスの前月ということで、3連休は必要な用事以外は何もせず家でグダグダと過ごす。昨日大いにインスパイヤを受けたIKZOは夢に現れず、ここ数週間警戒していた金縛りには全く逢うこともなく、実に平和な休日を満喫する。ちょっと寒くなってきたので昨年購入したミニヒーターを出す。電気代急上昇な年の瀬。
ごくばん134枚目は、最近CD化を果たしたStylusの1stを。本ブログで既に掲載した3rd、4thに比べると、かなり勢いのある若者向けなサウンドに終始している印象。私的にはかなり好きなサウンドでもあるので、私もまだまだ若ひと云ふことであらう。分厚く充実感たっぷりのシンセ・ベースに先導されるマリン度高いメロウ・グルーヴA1"World Of Make Believe"から早くも特S級な極上モノでまいってしまう。このA1に引けを取らない若者グルーヴA3"Will This Continue To Be"あたりはGREAT 3に通ずる爽やかさが素晴らしいし、A3とA4"Just Begun"が連続している構成もニクイねぇ。さらにシールズ&クロフツのカヴァーA5"Summer Breeze"まで登場してくると、やはりあのGreat 3のアルバムを思い出さずにはいられず、しかしこちらのヴァージョンは終盤の甘い展開がステキである。B面収録の作品もそれぞれ秀逸なモノばかりだが、長くなるので割愛。ボートラ・ラスト収録"Feelin' Blue"の「ピースフルな輝き」にはただただ脱帽。絶対買い。