ごくばん Vol.118 堀川まゆみ/楡（エルム）通りの少女('78)

ようやく2週間ぶりの休日を満喫。晴天で気温の高い一日かと思いきや、昼過ぎから雲行きが怪しくなりパラパラと小雨舞い落ちる日曜に。折角の休日だが、昨日までの疲労がたまっていて何もできない日曜だった。ただの呑んだくれオヤジと化す一日。束の間の休日満喫で嗚呼幸せなり。
ごくばんは久々に和モノから。クラリオン・ガールを務めた美人シンガーによる、ユーミン・フォロワーな1枚を。勿の論、松任谷正隆プロデュース。「14番目の月」収録の「さざ波」同様に高揚なイントロに胸躍らせられるA1「熱帯性低気圧」、先駆けAORな、哀愁ラテン・チックメロウ・グルーヴ佳曲A5「コーク壜の手紙」、ルパン・ライクなファンキーサウンドに悶絶するラテン・グルーヴB5「光と影」をはじめとして、高水準サウンドの洪水にひょえ〜モノな名盤。健気で誠実な歌唱もいい味出してます。