ごくばん Vol.119 In My Pocket/Victor Feldman('78)

junpee2008-10-09

今週は仕事で入谷近くの下谷へ。昼食を採る場所をなんとなく探しながら歩いていたら、裏通りの住宅街のど真ん中に10名ほどの昼食待ち行列を発見。どうやら「さいとう」という魚屋さんが割烹をやっているお店らしい。行列に並ぶのも面倒くさいので、後日空いている時間帯を見計らって突入。刺身、焼き魚をはじめとして実に多数の定食メニューが並んでいて、正直どれも試してみたかったけれど今回は鯛のバター焼き定食をチョイス。魚は勿論美味かったが、何と行っても上質上澄みバターに参ってしまう。結局犬の如く皿を嘗め回してしまい、後で気分が悪くなってしまった。今度は夜訪れたいものだ。
ごくばん119枚目は、ジャズ・ピアニストVictor Feldmanの78年作を。青い帽子にポケット、そしてこのジャケ写の雰囲気からどうしてもドラえもんを連想してしまうが、4次元ポケットから多彩なサウンドを「しょうがないなあ」とは言わないにしても、さりげなく繰り出してくる涼感フュージョン傑作盤でございます。全体的にHubert Lawsのフルートをフィーチュアリングしていて、特にジャジー・メロウ・サンバA2"I Am Happy"で聞くことの出来る"Smooth"なプレイは必聴モノ。さらにネタ系イントロな有名作A3"Skippin'"、縦横無尽に駆け回るフェンダー・ローズが爽快な高速サンバB3"Rio"をはじめとして、心地よくリスニングできる1枚。よい。