今年の買いレコ Vol.20,21 I Love To Love/ Randezvous/Tina Charles('76,'77) Vol.22 Back Home/Dennis Coffey('77)

今年の買いレコ3枚追加。まずはソウル系女性Vo、ティナ・チャールズの76、77年作を続けて。サバービア誌掲載の76年作は、タイトル曲に代表されるラブリー・ポップス系フリーソウル満載の好盤。全体的にDr.Buzzard's何某に通ずる、トロピカルなぬるま湯サウンドに支配されており、中でもまったりソフトなスロー曲B1"Why"がメロウ度の高さで秀逸。続く77年作では若干ディスコよりなアレンジが目立つ中、極上メロウ・グルーヴB2"When You Got Love"が高揚感・飛翔感抜群で図抜けております。最後にTemptations、Jackson 5などのセッション・ギタリストとして活躍したDennis Coffeyのソロ名義による77年作は、フィリー・ソウル風インストB2"Boogie Magic"、B3"Wings Of Fire"2曲が群を抜いて良い。ギターによって刻まれる16ビートのリズムが実に心地よいですなあ。3枚とも安く見つけたら試す価値あり。