レコ Vol.241 千夏-あるひとりの女/中山千夏('75)

junpee2015-07-12

突然真夏日連続にて、熱中症時代復活中年。こんな時にカレーを完食する義務というのも酷なもの。バリ辛仕様なので、3日目になると若干苦みが強くなるのが大人向けだが、評価の分かれるところかもしれない。明日から再び激務の毎日につき、サザエさん症候群まっただ中。安倍内閣支持率が応援団日テレ調査においても、不支持が上回ったとのこと。終わったね、アベチン。
レコ241枚目は、人権派・社会派SSW中山千夏による名盤75年作を。各曲メッセージ性が強く込められているが、音楽性も多種多様で何度も楽しめる稀有な1枚。秋田地方子守唄をグルーヴィーに味付けしたA3「青天井」、ジャズ・ブルースこじゃれサウンドに乗せ自らの存在価値を振り返るB1「オルゲの唄」、ギターとのユニゾンが印象的な昭和ロックB2「こげな町には」、ブルース系サウンドに反体制主張を乗せたB5「自衛隊賛歌」、故赤塚不二夫原案という、ぶっ飛び危険フレーズ連発のブラス系ファンキー傑作B6「休めサラリーマン」等、サウンド充実度の高さに要注目のごくばん。