ごくばん Vol.506 Joyce/Joyce Hurley('78)

junpee2012-05-27

久々に土日連休となり、開放感の余り昼間からシャンパンを開ける中年。今日は噴火することもなく、1本全てを堪能できました。先日シェイクした奴は誰なんだ、と再び想い出すが、その実自分なのかもしれない…自分にとって気に入らない事象が起こるたび、人のせいにしてしまうのが人間の性。そのようにならぬよう自ら言い聞かせても、である。来週末は久々に飲みにいくか、ひとりぼっちで。
ごくばんは、オージー産激レアジャズVo盤を。Joyce Hurleyという女性Voをフィーチャーした、激シブな名アルバムでございます。A面のっけの3曲がいきなりその渋めなジャズ・バラードで、初々しいJoyce Hurleyのヴォーカルが華を添えている印象。この辺は艶やかなSAXの音色が素敵でございます。そして本アルバムの目玉が、Vo抜きのジャズ・ファンク・インストA4"Threedom Street"。めくるめくプログレ的展開が素敵で◎。さらに、Herbie Hancock作B1"Maiden Voyage"、疾走するナイス・グルーヴB3"Sunbath"、際立つラテン・グルーヴが◎なB4"Sambole"、ハイ・テンションな傑作ビ・バップB5"Here And Now"と、アルバム後半へ行けば行くほど思わず頬が緩んでしまう素敵な1枚。