ごくばん Vol.505 S/T /Solstice('77)

junpee2012-05-20

GW明け以降激務に追われ、日々呆然とする中年43歳。昨日休日出勤を堪能していたところ、ホルムアルデヒドが利根川水系にて濃度を高め、近所一体が断水しているとのニュースを目にする。以前だったらこりゃ大変だ、と普通にリアクションするところだが、既にマスコミ不信感にて満ち満ちているわが身にとっては、何か裏があるのではと警戒してしまうのが通常のリアクション。今後地下水が放射能物質等に汚染され、本当に生活用水として使用不可能になったときのシミュレーションでは、と訝しかる久々の休日。どこか遠くへいきたい
ごくばんは、最近CD化された劇レア盤よりSoltsticeの77年作を。いかにも70年代後期のSteely Dan的な音感覚が随所に見られる名ジャズ・アルバム。アーバン感覚たっぷりのナイス・ファンク・インストA1"Expectation"、軽快かつ爽快に展開するしなやかメロウ・グルーヴA2"Joy In The Night"、深夜感覚が素敵なボサ風味AOR、B2"Little Girl"、おしゃれにグルーヴするB3"Realization"等々、夜の湾岸食堂でJim Messinaの某ごくばんと交互に聴きたい1枚だ。