ごくばん Vol.279 Still/黒住憲五('83)

junpee2009-11-21

昨日に引き続き、関鯵でマリネを作る。ブランドもので高くついてしまったが、食べてみてその上質な味わいに超満足する。適度に歯ごたえのある食感、ほんのり上品な魚臭くない風味…マリネにしたのが勿体無かったかもしれません。今日はいつもの赤ワインで。コケとチョコレートとベリーの味がするらしいが、そもそもその味がイメージできない。
ごくばんは、今年CD化された黒住憲五の83年作を。残念ながらリアルタイムで耳にした記憶が皆無で、今回のリイシューが初聴となりましたが、上質アーバン・メロウな楽曲てんこもりでもう少し早く出会っておきたかった1枚であります。アルバム中白眉なのが、堀川まゆみとのデュエット曲B3"Heart Of New York"。洒落たシャッフル・ビート、上品なメロウ・サウンドどれをとっても正に"Soft,Smooth & Sensual"な世界でこれは大好きな1曲。さらにクリストファー・クロスを彷彿とさせる、西海岸系ドライブ向きAOR、A3"Layla"、夜の都会を疾走するゴージャスなアーバン・ポップスB4"Moonlight Serenade"も極上の傑作で◎。杉山清貴に似た感じの透明感溢れる黒住憲五のヴォーカルもかっこいい。