ごくばん Vol.280 Faces/Earth, Wind & Fire('80)

junpee2009-11-22

突然、PCが立ち上がらなくなる。予期せぬ出来事のゆえ、リカバリCDなどの捜索に時間を要してしまう連休の中日。おかげで何もできなかったなあ…PCの方は色々と障害が残りつつも少しずつ復旧の途をたどっている最中。ひとまずこうしてブログを更新できる段階まで辿りついたし。そろそろ新機種購入も検討するか…?
ごくばんは、本ブログ初登場アース、ウインド&ファイアーの80年作を。2枚組かつ、新興宗教勧誘パンフの如きジャケと、仰々しさにもほどがあるという1枚だが、音の方もこれでもか、と言うほどアースな世界に満ち満ちていて、確かにこれは入信もしてしまうわいな、と感心してしまう内容の濃さであります。個人的に79年作"I Am"と並んでフェイヴァリットな本作、やはりその79年作を引きずるかのように、"In The Stone"を彷彿とさせるB1"Sparkle"、"After The Love Is Gone"を彷彿とさせるA4"You"といかにもな線の印象もあるものの、前作を超えるスピリットの高さが素晴らしい仕上がり。そして、新たなワン・ディケイドの門出を祝うかの如く、果てしない疾走感・飛翔感がたまらなく心地よいC1"And The Love Goes On"が本盤のクライマックス。これは滅茶苦茶爽快であります。さらにロマンティック・メロウなジャズ・ワルツC2"Sail Away"、黄昏メロウなC3"Take It To The Sky"などなど、好みの楽曲だらけで何度聴いても聴き飽きないごくばん。最近は料理時のBGMに重宝。