ごくばん Vol.236 ラブ・シャワー/草刈正雄('78)

junpee2009-08-13

今日もマリネなど試作してみる。例のドレッシングをスモーク・サーモンに試してみたら結構うまくいった。並行して鶏がらを使った料理も試しているが、まだそれほどの成果があがらず。やはり市販の物でなく、自前で鶏がら出汁を拵えた方が良さそうである。いよいよ調理器具が色々欲しくなりつつある40の夏休み。あと3日。
ごくばんは和物より、俳優作品では鹿賀丈史の某アルバムと双璧をなす傑作盤を。一昨日来客中にこのレコを聴いて、こりゃよいねと再発掘した1枚でもあります。曲ごとにライター陣が入れ替わっているものの、一定したクオリティのシティ・ポップスを楽しめる名盤で一聴の価値ありです。まずは黄昏時以降の時間帯ににじっくり耳を傾けたくなる、メロウ・スローA1「バーボン・シティ・ドリンクス」。じわじわと高揚するメロディ、甘いストリングスやサックスの音色がたまらなくクリスタルな名曲。そしてアルバム中最大の目玉がA2「ジープ・コートを着て」。大場久美子1986オメガトライブ、ラ・ムーなどへの曲提供でも知られる和泉常寛による楽曲で、サビ以降の派手なギター・プレイによる盛り上がり方が最高に高揚するラテン・ポップス名曲で◎。さらにアーバン・メロウな歌謡ボサA4「裸足のままの君がいい」、B2「ラブ・シャワー」、ラストを飾る松任谷正隆作哀愁メロウ・バラードB5「雨のダウンタウン」など夏の季節に一度は聴いておきたいナイス・アルバム。ハードオフ100円物。