ごくばん Vol.222 The Concept/Slave('78)

junpee2009-07-05

土日と会社の旅行で仙台へ。梅雨の合間で天気が良く、二日目の松島では遊覧船から鴎にかっぱえびせんを与えることができた。彼らはあんなに塩分の強いものを食べていて成人病にならないのか、といささか心配になる。ちょっと海水に浸してから食べるんだよ、と語りかけてみたが、ハイエナ状態の彼らには通用する筈もない。観光客様様の鴎たちである。みやげ物については知人から知恵を入れてもらい、良品を選定することができた。自分用には牛タン入りのビーフシチューを買う。1,500円もしてしまった。値段から推察するに相当美味な逸品なのであろう。いつ開封するか検討中。
ごくばんはさらにスレイヴの3rdを。2ndまでの内容よりもメロウ・グルーヴ度を増した好内容の1枚。この時代必須の「スペイシー系」なアレンジが施されているA1"Stellar Fungk"は80年代初期サウンドの先駆け的な1曲で、興味深い作品。ヴォコーダやフェンダーローズの入り方など、後の時代に影響を与えたようなかっこいいアレンジが素敵であります。そして裏打ち系リズムにフュージョンへのアプローチも垣間見せる、ナイス・メロウ・グルーヴA2"The Way You Love Is Heaven"、まるでSeawindみたいな磯の香り系ミディアム・フロウB3"Coming Soon"と、洗練のされ方が過度にならない程度にハマっている好例が続きます。じっくり聴くべき名盤。