ごくばん Vol.214 Forever By Your Side/The Manhattans('83)

junpee2009-05-24

昨日は朝早くクリーニングを出しに行く。まだ10時前だったがその足でサティで食料品でも、と入ったところ、いきなり値引きシールを配布される。おおこれが噂のあれか、と早速値引きの恩恵に預かる。これまでセールのたびに自分だけ対象外で疎外感をいやというほど感じており、むしろセールを避ける傾向にすらあったのに、一度体験してしまうと今後はセール無しでは寂しく感じてしまうのかもしれない。でも結局余計なものを買いすぎてお会計はいつもの倍に。やべぇノセられてしまった。
ごくばんは引き続きマンハッタンズで。83年の本アルバムは、NY系アップ・ダンサーに良さが見られる点が特徴。やはりなんといっても極上アーバン・メロウ・グルーヴA1"Crazy"が飛びぬけて素晴らしい傑作。同時期の"Sound Of Music"/Dayton、"Tell Me Love"/Michael Wycoffあたりと比べても遜色のない奥深さ、かっこよさを兼ね備えており、ついでにヴォーカルも極上なので文句のつけようがありません。さらにもう1曲のダンサーB1"Locked Up In Your Love"もやや80年代臭が漂いますが、適度にポップなメロディ・ラインがグッド。他のメロウ・スロー作については、これまでの2枚に比べるとポップ色が色濃くなり、まるでライオネル・リッチーのような正統派バラード中心ですが、それも好み次第ということで。個人的にはややあっさり気味ながらも黄昏感が素敵なミディアム・フロウA4"Just The Lonely Talking Again"がまずまず好みのライン。ジャケ写は前作"Black Tie"国内盤ジャケと同じ背景のようであります。