レコ Vol.281 ブラックサンシャイン/狩人('80)

junpee2015-12-04

COP21集合写真において、後列に追いやられた扱いぶりや、頭から蒸気を噴き出している悩み顔風刺ポスターなど、国際社会がアホ安倍に向けている視線は実に厳しいものであることを報道すれば、『偏向報道』と批判を受けるのであろう。しかしこれこそが真実なのである。そんな真実から巧みに遠ざけられ、他愛もないお笑いヴァラエティに現を抜かす時間も空しい限りのほかない。テレビ=国民総白痴化そのものである。
レコ281枚目は大ヒット「あずさ2号」などでお馴染み、兄弟デュオ狩人による80年作シングルを。彼らの作品は歌謡色濃い乍らも、時折妙に完成度高いものが存在している印象がありますが、本作も個性的な異端作として人気の1枚。A面「ブラックサンシャイン」は異常気象が話題となった当時を彷彿とさせる、社会派グルーヴ歌謡。兄弟そろってアコギ抱え熱くシャウトするかと思いきや、突然ペースダウンして重たくなる展開など、プログレな部分も存在しており、一筋縄ではいかぬ1曲。B面「君一人で旅するならば」はTBSテレビ番組の主題歌で、かなりまともな中庸歌謡ポップス。A・B面逆でも良かったのでは?