レコ Vol.257 他人の自由/十朱幸代('83)

junpee2015-09-19

憲法無視、正式手続き無視にていつの間にか可決されたらしい安保法案が無効であることは明白な事実である。であるからこれだけ多くの市民が忙しい中、わざわざデモで反対を訴えているのである。デモに対して異論を唱えているクサレ自民党の面々、石原慎太郎、読売、フジ産経など、まったくもって理にかなっていないのが痛々しい限り。安倍に至っては、自著においても『憲法』と『法律』の区別がまるでできていないし、そんな木偶の棒を国の代表者としていることに、何の疑問も抱かない平和ボケな国民にもいずれ恐ろしい結末が訪れるでありましょう。巻き込まれたくないが、仕方ないね。
レコ257枚目は、シーチキンでおなじみ女優十朱幸代による、83年作シングルを。とりわけ卓抜した歌唱力を感じるほどでもないが、端々に役者ならではの細かい表現力など味わえるナイスな1枚。A面「他人の自由」はTBSドラマ主題歌でおなじみのメロウAOR作でまずまず。一方大野克夫作B面「メモリー・ファイル」は若干16ビート系ハネ気味グルーヴが心地よい逸品にて、こちらはなかなかであります。ほんわかメロウだね。