レコ Vol.256 Oasis/ペドロ&カプリシャス('80)

junpee2015-09-17

NHKの旧番組「ジェスチャー」を思わせる安保法案可決の瞬間であったが、何が何だかわからぬままというのは、誰も責任をとれませんという意味であり、これが安倍内閣の本質なのである。本日知れ渡っているだけで2度も暴力を働いた「ヒゲ隊長」については、結局汚れ役であったということで、この人も悪者筆頭としてしばらく叩かれることでしょう。マイルドヤンキー好きな日本人はそれでも自民党についてゆくのか、それとも自立するのか。まだまだこの先、国民を締め付ける粗悪な自民改憲案が待ち構えている2015年9月。本当に自民党って感じ悪いよね。
レコ256枚目は、ペドロ梅村率いる老舗グループ、ペドロ&カプリシャスによる80年作を。ラテン色濃い作品中心にて、松岡直也による涼感溢れるサウンドメイクが素晴らしい1枚。いかにも80年代初期フュージョン作品風な爽快インストA1"Opening"で幕を開け、サルサCha-Cha-Chaな情熱作A2"Carninval Love"、◎ミディアム・フロウAOR、A3"My Lover's Eyes"、阿川泰子系爽快ラテンポップスB1"Heavy Traffic"、哀愁メロディにボサという極上組み合わせが最高なB2"Mama"、84年作で再録される極上ラテン歌謡B3"Love Is Ocean"、翳りある歌謡系AOR、B4"Turning"、ラストを締めくくるA1再現のクールなボサ作B5"Gafiera Night"等、ほぼほぼ松岡直也ワールドな1枚。八神純子に匹敵するハイトーンが美しい加藤尚のヴォーカルもいい感じ。