レコ Vol.255 青春の光と影/草刈正雄('76)

junpee2015-09-16

違憲状態下、安保法案採決間近な今日この頃にて、マジですか〜な風体のオヤジでありますが、無理筋でもマジなのですねクサレ自民党様においては。如何様に考えても幼少期よりオヤジ期に至るまでワタクシなりに実体験から学んできた真理とは全く異なる世界にて、今回の安保法案を採決に導こうと奮闘努力している有様が、やはりこれはあり得ないものなのであります。安保法案賛成の皆様、国語のテストで何点取れますか?それとも捻じ曲げますか?
レコ255枚目は、まだ国民感情的に日米安保への抵抗が多少残っていた時代の草刈正雄3rdを。カーペンターズ風タイトルが印象的でありますが、定番曲カバー多数含まれており、これがなかなか面白い内容にて押しの1枚。ガロヒット曲A5「学生街の喫茶店」、エルビス・プレスリーでおなじみA6「この胸のときめきを」、吉田拓郎ヒット作A7「結婚しようよ」あたりの器用さかつ軽快な身のこなしにはリスナーも納得の仕上がりぶり。さらに、なかにし礼訳詩がサイコーなB1「アローンアゲイン」においては、最早山崎まさよしな風体にて現代にも通用するクオリティで◎。やはりこれが目玉作だね。他西城秀樹系情熱歌謡作A3「情熱のしぶき」も興味深いところ。