レコ Vol.254 涙のピアス/鳥越マリ('86)

昨晩、国会前車道にあふれくるデモ民を入れまいとして、必死で鉄柵を押さえつけている警官隊の図、本当に2015年日本で起きていることなのでしょうか？この国がまさに経済以外は全く後進国であることの証左でありましょう。その経済でさえ、見せかけｱﾍﾞﾉﾐｸｽでボロボロという体たらく...これでもなお、NHK＆フジ世論調査では内閣支持率が微増したとの報道も。フジ産経とNHKがいよいよ同じレベルになったとは、世も末だねぇ。
レコ254枚目は、オールナイトフジ司会等でおなじみの女優、鳥越マリによる86年作EPを。時代なりにアーバンな洗練度高さがAB両面共にまずまずの1枚。桐ケ谷仁によるA面「涙のピアス」は、8つ打ち80'sロックなありがちサウンド乍らもそこここに漂う奥深さが心地よい1曲。一方芳野藤丸作B面「ミモザで乾杯」は、大野雄二系お洒落ボサな雰囲気もなかなかな好作で、哀愁味溢れる都会派ポップスとして使える名曲。AB面共に作詞：秋元康、編曲：新川博。