レコ Vol.247 熱唱‼ラスベガス・ライブ-PartII歌はわが翼/五木ひろし('77)

junpee2015-07-26

現在日本のど真ん中で起きていることは、後年間違いなく歴史の汚点として残るはずの大きな出来事であるが、それだけに反政府勢力を封じ込めようとする力学も大きく働いているようである。現在単純に感じていることは、戦下有事になった時一般市民を守るものは何もないということであり、同時に最前線で奮闘した自衛官を守るものも何もないということである。義憤に駆られるジハード戦などこの世には全く存在しない。戦争の目的はただ一つ、虚しさの極み=カネなのである。安倍政治を支持する者は、はっきり言ってアホの極みというほかない。
35℃超えの猛暑日に相応しい、暑いサウンドを求めてレコ247枚目は五木ひろしのラスベガスライブ盤を。洋楽テイストにベクトルを向けた大ヒット曲A2「待っている女」、A3「夜汽車の女」、A7「哀恋記」は流石にライブ映えしており、本国におけるホットなヒット作A4「アフター・ザ・ラヴィン」、A5「サンシャイン」と共にいきなりA面から怒涛の展開にてこれは楽しめる2枚組LP。さらに粋な展開からのB2「ジョージア・オン・マイ・マインド」、グルーヴィンなサスペンス展開からの、B3「フィーリング」、さらにその延長線アレンジに驚愕なC1「船頭小唄」、C3「座頭市子守唄」と続き、遂にカンフー系大ヒットC4「吼えろ!ドラゴン」、ドイツ系ディスコ作B5「ソウル・ドラキュラ」、フィリーソウル傑作C6「愛がすべて」あたりまでくると何が何だか不明なカオス世界にて、これはリアルで是非見たかったライブでございます。映像残っていないのでしょうかね...