レコ(仮)Vol.64 The Love Dreams And Tears/布施明('78)

junpee2013-09-14

昨夜は久々に江東区でイタリアンを堪能する中年。偶々空いていた屋外テラス席にて、グラスワイン白をがぶ飲みする。ピクルス、カプレーゼ、ブルスケッタ、アクアパッツアとほぼ前菜にておつまみ感覚であったが、がぶ飲みモードにてちょうど良いのである。9月になると夜は空気が涼しくて心地よいねーやっぱり屋外で食べると旨いやねーなんて言葉を発した途端、表通りを一匹のゴキブリがソロソロと通り過ぎてゆくのを目にする。これも風流ナリ。
レコ64枚目は、布施明の宝塚カバー・アルバムを。寺田瀧雄作曲による宝塚作品を林哲司のアレンジによりシティ・ポップス化した珍しいコンセプトの1枚。ディスコ系ダンサブルアレンジが爽快なA1「アマール・アマール」、イントロのエレピ音で早くもおっとのけぞるオヤG続出な、ナイス・ミディアム・フロウAOR、A3「愛の宝石」、哀愁メロディにAORブレンドを施したスロー作A4「愛!」、ラテン系ディスコ・アレンジが印象的なB1「パレード・タカラヅカ」、実に美メロなバラード作B2「さよならは夕映えの中で」等、メロウ・フレーバー満載でかつ、懐かしさも嬉しい隠れ名盤。