レコ(仮) Vol.24 熱風/桑江知子('80)

junpee2013-06-15

次第に土曜出勤率が高くなりつつある、2013年6月。仕事があるのはいいことであるが、その分お金が回ってくるのであろうか…不正選挙との声も大きい昨年末の衆議院総選挙、そしてわざとらしく「アベノミクス」なる造語でいかにも景気が良くなったかのように喧伝された忌まわしい日々…もはやいい加減にしろ、という気力も失せるほど、アホな情報を最もらしく流している大手マスゴミには10数年来辟易であるが…それにしても、日々の仕事の中でふれあう人々は皆、気持ちのいいほどいい人なのであり。くだらない恣意的情報で操作する暇があったら、権力側についているつもりのあんたらもこっちの仲間に入りなよ!
レコ24枚目は、『私のハートはストップモーション』の大ヒットで有名な、沖縄出身の女性シンガー桑江知子の2ndアルバムを。タイトル通り夏向き開放感たっぷりな楽曲犇めき合う中、やはり本命は遠慮気味なワケアリイントロから何かありそうな予感を漂わせる、傑作スウェイ・ダンサーA4「ランナウェイ」が二重丸な傑作グルーヴ。この1曲でご飯2杯はいけそうですが、さらにシングルヒットもした爽快ダンサーA5「クリスタル・ハネムーン」、AOR風黒系グルーヴがかっこいいナイス・ミディアムB1「レイマグラス」、大橋純子系メロウ歌謡路線なB4「ジャマイカ・タウン」等、かなり上質な自作品も含め、夏の季節にぴったりな高揚系満載の名盤。