レコ(仮) Vol.7 Rainbow/ITS('80)

3月末より自分の会社出勤となり、場所の関係で毎日行きは5km強、帰りは3km弱のウォーキングをこなすﾊﾘｷﾘ中年。正規のルートにて電車通勤をしても、時間はほとんど変わらないのが理由であるが、3週間ほど続けた現在、かなりの疲労感に苛まれているﾍﾛﾍﾛ中年でもある。しかも、運動したあとにたくさん食物摂取したい欲求にかられ、体重も脂肪率も微増なので本末転倒なのである。体重は減ればよいのではなく、体脂肪率、筋肉量、骨量の増減をチェックすることが重要。
さて、レコ7枚目は男女ジャズ・シンガー3名が集結したユニット、ITSのファーストを。80年という時代にしては、かなり上質のコンテンポラリー・ジャズ然とした仕上がりに絶句してしまうほどの名盤であります。イントロが、先述した「スプリング・サンバ」と近似している高揚展開で最高な、極上メロウ・グルーヴA1"Tequira Mockingbird"、こちらも有名作を期待通りの爽快グルーヴにナイス・カバーしたA3"Bird Of Beauty"、若干AOR的な展開も心地よいスロー作B1"Bittersweet"、そして傑作メロウ・サンバなDon Grusin作B4"Rainbow"とヤバイ作品連発の歴史的極上盤、晴れた休日の午後のひとときにふさわしい。
Tequira Mockingbird〜Rainbow