ごくばん Vol.442 僕の中の少年/山下達郎('88)

junpee2011-05-15

5年前に購入したCDJを昨夜、初めてクリーニングする。最近、音とびならまだしも、CDを装着しても全く反応しない、という深刻な事態になっていたので。結果、以前同様快適に再生ができるようになり安堵する中年。ちょっと対処するだけで解決することなんて身の回りにたくさんあるんだな、と42にして学習。
ごくばんは、ヤマタツの88年作を。このCDを入手してから20年以上経過しておりますが、何度耳にしてもその爽快な音世界に嵌ってしまう中年なのであります。本アルバム中最もフェイヴァリットなA1「新・東京ラプソディー」は、G Maj7を軸にした往復展開が心地よいアッパー名曲。間奏における破壊力満点なトランペットソロも、その青空に突き抜けるかの如くな勢いが二重丸であります。さらに、「甘く危険な香り」同様TBSの某ドラマで用いられた名作バラード"Get Back In Love"、起伏のあるドラマティックな展開が素敵なナイス・スローA4「寒い夏」、これぞヤマタツ節なキャッチーさが嬉しいA5「踊ろよ、フィッシュ」、B4「僕の中の少年」、黄昏感たっぷりな極上メロウ・グルーヴB2「マーマレード・グッドバイ」、そして今やスタンダード化したメッセージ・ソングB3「蒼氓」と、時を経るほど名盤化していく進化型ごくばん。