ごくばん Vol.337 S/T /Zingara('81)
先週ランチのついでに芝浦ピーコックへ立ち寄る。当初は塩ポン酢を買う目的で向かったが、それ以外の目玉商品が目白押しで、頭がクラクラしてしまう中年。昨年の日記に書いた時に体験したものよりさらに安値がついている食品を買い漁る悲しい性。何しろ不景気ですからね〜。最近、近所のスーパーが一つ閉店してしまった。安くていい店だったのに、大型店にはやはり勝てないんでしょうかね…『新自由主義』クソ食らえ。
ごくばんは、ラモン・ドジャープロデュースの80年代初期ソウル名盤を。Zingaraというグループについての詳細は良くわかりませんが、Jamens IngramがリードVoをとっているA3"Love's Calling"を代表として、A面全体を支配する甘系スローが、本アルバム一つの目玉。中でもAORとして楽しめるナイス・メロウ・フローター、A4"Are You Ready For Love"がやはり最も印象に残る一曲か。一方、アップ系オンリーのB面も充実しており、サビの高揚感が堪らないB2"Haunted House"、摩天楼スウェイ・ビートが心地よいB4"Wonder Love"、微妙な転調の流れが滅茶苦茶かっこよい、爽快ダンサーB5"Gettin' Love"など、こちらもS級の内容。もはや殿堂入りの名盤。
