ごくばん Vol.331 A Todas As Amizades/Cesar Camargo Mariano('83)

junpee2010-03-22

ここ数日暖かな気候続きで、ついに春到来な陽気に。花粉症の症状もさほど現れず、なんとなくほんわかな3月後半を過ごす。しかし昨年から悪化している歯の状態が、いよいよ待ったなしになってきた模様。歯の疼きと歯茎の腫れがひどくなってきたので、近々本格的に歯医者通いとなりそうである。また出費が嵩むな、こりゃ。
ごくばんは、ブラジルモノよりCesar Camargo Marianoの83年作を。80年代前期の、生音と機械音とが半々なバランス感覚は、ある意味この時代でなくては耳にできないサウンド感覚であります。アルバム内容的にはポップなブラジリアン・フュージョンといった趣で、心地よく爽やかに、そしてアーバン感覚なお洒落さが最高な1枚であります。アルバム中群を抜いて素晴らしいのが、マリン感覚溢れる爽快なメロウ・グルーヴA5" A Todas As Amizades"。1986オメガトライブ好きな私には堪えられない、「渚のカセット」な1曲で◎。さらに、カシオペアの"Dazzling"を高速ポップに仕上げた感じのA1"Blue Moon"、Al JarreauAOR作品を聴いているかのようなアーバン感覚が最高なIvan Linsのカヴァー、A2"Novo Tempo"、ゆったりメロウに聴かせるナイス・ボサA3"Aventureiro"等々、青い海、青い空がこの上なくお似合いな名盤。ドライブのお供に。