ごくばん Vol.286 S/T /Pages('78)

junpee2009-12-08

久々に会社へ行き、昼食を近くの寿司屋で摂る。寿司屋のランチにぎりは手頃なお値段で味も良いので、スーパーでにぎりを買うことがバカらしくなってしまうほどである。今日はネタの中にイカがはいっていた。ああ、また噛み切れなくて辛い思いをするのかもなーと口にすると、とても軟らかくあっという間に喉を通り過ぎていく。先日の苦労はいったいなんだったのだろうか…これからはイカは寿司屋以外で食べないぞ、と誓う40の冬。
ごくばん286枚目は、AOR名盤中の名盤を。今でこそCD化もされ気軽に聴くことができますが、当初は幻の1st、というほどレアな存在だった1枚。内容もSteely Dan、Gino Vannelliあたりを彷彿とさせる、芸術性高いプログレ色漂う都会派サウンド満載で、ややこしいのが好きな日本人には堪えられない路線でありましょう。ほぼ全曲最高なのですが、特に印象的なものをかいつまんで。爽やかで浮遊感たっぷりの極上メロウ・スローA2"This Is For The Girls"、フリーソウルシリーズにも収録された傑作哀愁黄昏メロウA3"Let It Go"、若干ハードでドラマティックな展開が素敵なプログレ路線AOR、B4"Room At The Top"、クールな中にも情感たっぷりな温かみあるアレンジが素敵なメロウ・フローターB5"Get It From You"などなど、実に完成度の高い楽曲目白押しの極名盤。ナットク。