ごくばん Vol.270 Mirror Image/Blood, Sweat & Tears('74)

junpee2009-10-31

昨夜は仕事帰りに会社近くで飲み。そこそこ有名らしい居酒屋を訪れる。確かに料理も旨かったし、酒も上質だった。そして店員の対応も決して間違っていない…しかし、何せ居心地が悪い。サッと帰る時もあればゆっくりしたい時もあるわけで、最初から2時間限定と言われるのは非常に違和感を覚えてしまうのである。やっぱり飲むときは自分のペースで心ゆくまで、というのが好ましいわけでして、他者にペースを掴まれてしまうのはどうもね、だめなんだよね。結局2時間で追い出された後、行きつけの飲み屋で朝まで過ごしてしまう。最終的に気が済んだ週末となったが、身体がついてこない土曜となりにけり。
ごくばんは、本ブログ初登場B,S & Tの8thアルバムを。彼らのアルバムでは、全米ナンバー1ヒットとなった2nd、3rdあたりのイメージが強く、シカゴと並んでブラス・ロックの雄として活躍していた頃が最も印象に残っていますが、次第にマイナー・チェンジを繰り返していった後期作も面白いものが多いので一通りチェックしておく価値はあると思います。本盤は個人的に最も気に入っている1枚でありまして、ジャズ色濃い長尺プログレ作B2"Mirror Image Movement 1〜4"で耳にする華麗なジャズ・ファンクは聴き逃せない逸品だし、ラスト収録の重厚かつ濃厚な秋色スローB3"She's Comimg Home"も心に染み込んでくる深みある名曲だし、アルバム中最も人気の高い、高揚感溢れるグルーヴィーなヤング・ソウルA1"Tell Me That I'M Wrong"も何度聴いても最高なサウンドだし、ほんといいアルバムなんだよね。目だらけのジャケ写はやはり何度見ても気持ちが悪いですが。