ごくばん Vol.244 S/T /Jacques Pelzer Quartet featuring Dino Piana('61)

今日は台風到来ということで、どこにも寄り道せずまっすぐ帰宅する。会社近所の三田警察署が物々しい雰囲気。何かあったのだろうか、と帰宅してネットを見たらよく知らない有名人が保釈されたとかいうことらしい。ふーん、それで？という感想しかメディアの報道からは感じ取ることができない。そんなに騒ぐことなのか、と不思議に感じてしまう。昼食時、行きつけの食堂TVで流れているのは毎日らりピーだし。近年ほんとにテレビがつまらなくなった。テレビのない生活4年目。特に不自由なし。
ごくばんは、今年リイシューされたイタリージャズものを。サックス奏者Jacques Pelzer Quartetによる61年作であります。ジャズのことは実はよくわかりませんが、素人な私でも聴いた瞬間に「おっ」と思わせるだけの音の良さが確かに感じられる名盤であります。"Day By Day"や"Work Song"などといった超定番作品における迫力ある演奏も素晴らしいですが、個人的に最高なのは秋向きなスロー"Strictly Romantic"。Jacques Pelzerによるサックスが実に艶やかで美しい！自宅で飲みながら聴いていると、いつしか我が家がわけありバーに早代わりしてしまうほど、素敵な妄想チック時間を過ごすことができます。アルバム後半では、Jacques Pelzerのフルート演奏も！これがまた爽やかなんだよね〜。