ごくばん Vol.189 Mutaç&atildeo/C&eacutelia Vaz('80)

junpee2009-03-21

折角昨日合わせたばかりの日付表示が早くもずれてしまう。原因は0時(12時)で日付が変わってくれなかった為である。あまりにもシンプルなアナログ時計なので、午前か午後かさっぱりわからないのが難点な代物だ。日付がずれないようにするには、時計の針を12時間戻せば良いのかと理解。しかしまだ実行していない。今日もヤク中につき。
ごくばん189枚目は、昨年遂にCD化を果たしたMPBCシリーズより、セリア・ヴァスの81年作を。ジャズ・フュージョンの枠に留まらず、クラシックやコーラスの世界まで包含した幅広いサウンドを堪能できる1枚。まずはソプラノ・サックスをフィーチュアーしたブラジリアン・ジャズ・ファンクM1"Mar Á Tona No Leblon"がgood!キティ・ウインターを髣髴とさせるスキャットも軽やかで心地よいことこの上ない傑作。さらにミディアム・メロウなサンバ・ホッキM4"Programa Intantil"もKitty Winter系でよかとです。そして本アルバムの話題ともなったパット・メセニー参加のM6"Mutação"では、深みあるメロウなギタープレイが圧巻。6分超の尺を感じさせない充実の1曲で本アルバムの目玉。最後に重厚な男女ア・カペラコーラスが実に美しいM3"Ave-Mariana"にはただ聞き惚れるしかありません。トゥキダカラァ。