ごくばん Vol.188 Costa Feita/Graca Biot('83)

junpee2009-03-20

3年前に買った腕時計の日付の合わせ方がわからぬままであったが、ようやく今日判明する。説明書が英語と中国語でしか書かれていないので、完全に諦めていた…というよりはやる気がなかったと言った方が正確であろう、リュウズの引き出し方をちょっと調整するだけで合わせられたのにそれを試さなかったのだから。他にもちょっと考えれば、ちょっと行動すれば解決できることなんて沢山あるのであろう。でもやる気がおこらない、蕁麻疹の薬が効きすぎて。
ごくばん189枚目は、ブラジルの女性シンガー、グラシア・ビオッチによる83年の名盤を。いきなり挨拶代わりの高速サンバA1"Costa Feita"で派手に始まるが、その後は同時期のLeira Pinheiroの名盤を髣髴とさせる、洗練されたメロウサウンドに特徴のある1枚。ジャズ感覚を混ぜた極おしゃれなメロウ・ボサA2"Sessao Passatempo"、アーバン・メロウなAOR的アレンジが絶妙な哀愁ボサB1"No Camarim"、オスカー・カストロ・ネヴェスのヴィオラオンを中心としたメロウ・サンバ王道系なA3"Isto Aqui O Que E?"、A5"Ministerio Da Economia"、B3"Muito Obrigado"あたりが特に素晴らしい出来。一生モノ。