ごくばん Vol.127 S/T /Free Life('78)

junpee2008-11-03

先週は調査の仕事で江東区千石〜亀戸、そして大島、船堀、小岩と歩き回ってお疲れ。一日平均5時間は歩いていたので、平均20km以上はウォーキングしていたはずである。で何をしていたかというとそれはヒミツであるが、傍から見れば妖しい中年サラリーマンに見えたはず。こそこそと書類を開きながらスパイの如くこそこそと写真を撮り…額に微妙な汗をかき、甲高ゆえの痛みを左足に覚えつつ最後は路に迷い途方に暮れる。初めての地というのは実に過酷だ。アウェーの洗礼、バプテスマ
ごくばん127枚目は、8人組ソウル・ファンク・グループによる70年代後期のアース・フォロワーな1枚を。2番煎じ、という表現を用いたものの、フュージョン・ライクな爽やかな演奏、ヴォーカル・ハーモニーが心地よい名盤であります。まずはシングルヒットもした極甘バラードA4"Wish You Were Here"。低音〜ファルセットまでの幅広いハーモニーが心地よく響く真夜中向けのバラードで酒がすすむ1曲。スローとは言っても基本が16ビートなので、とても滑らかな印象を与えるサウンドです。さらに同系バラードB4"I Confess"、爽快フュージョン系ミディアムA3"It's Lovely Just To Know You"、B1"Say You Do"あたりはAORファンにも十分受け入れられる爽快さがグッドな佳曲。両面ラスト収録のアース系コズミック・ファンクも聴き逃せません。楽園系ジャケにハズレなし。