ごくばん Vol.121 S/T /Heaven & Earth('78)

junpee2008-10-12

3連休中日は爽やかな秋晴れの中、Rubbergard Recordへ。久々にレコを聴いていたら自分の本当に好きな音を再認識する。やっぱ秋はソウルだね!ということでその手の音に心動かされるお年頃なのでしょうか。最近黒系の音に限界を感じていたが、まだまだ掘り下げる気力が湧いてきたように感じる39歳と5ヶ月の小春日和。間もなくコスモス。明日の朝はモスバーガー
ごくばん122枚目は、シカゴのソウル・ヴォーカル・グループ、Heaven & Earthの2ndを。相当昔から名盤の誉れ高いアルバムですが、CD化未実現。ヴォーカルの実力が高いグループで、さらに楽曲の内容も上質ですから、早急なるリイシューが望まれる1枚であります。特にメロウな味わいが骨身に染みるA面が素晴らしい。どの作品も独特の緊張感、そして暖かみに溢れたステキな作品ばかり。爽やかに迫りくる傑作メロウ・グルーヴA1"Let's Work It Out"、フィリーソウル高踏派スローA2"Distant Melody"、A3"Guess Who's Back In Town"、ヴォーカルによる厚みあるコーラスが最高なハチロク・バラードA4"How Do You Think You're Gonna Find Love"とどれも最高。一方ダンス・サイドなB面もまずまずの内容ですが、高揚感抜群なB3"No Limit"が最もしっくり来るサウンドであります。ナイス・ソウル・アルバム!激薦。