ごくばん Vol.110 This Must Be The Place/Morrissey Mullen('85)

junpee2008-09-15

今日は残り仕事を片付けに会社に行くつもりだったが、なんとなく気が進まず、それならば、と部屋の中を大掃除。昨年1月の引越し以来ずっと手をつけずにいた最後のダンボールを遂に解体成功。中から大量のタオルが出現し、その処遇に窮する。彼らは今後少しずつ雑巾への道を歩むことになるであろう。すっきりした部屋で食べるペンネアラビアータの味は格別だ。
ごくばん110枚目は、イギリスのジャズ・ファンク・グループ、Morrissey Mullenの85年作を。アーバン・メロウな音を期待通りに聴かせてくれる「ハマリ盤」でございます。白眉は唄入りの傑作メロウ・フローターA4"With You"とハネ系16ビートに心も弾む、R.Parker Jr.系B3"All I Want To Do"の2曲。AOR好きな人には正にマストな展開ぶりにもはや言葉もありませんany longer。さらにブラジリアン・フュージョンへのアプローチが顕著な爽快インストB2"Visions"、キャッチーな明快フュージョンA1"This Must Be The Place"などどの作品も標準以上で、実に素晴らしいアルバムです。