ごくばん Vol.95 Mademoiselle De Paris/Jacqueline Francois('68)

junpee2008-08-14

今週から職場復帰。しかしお盆休み期間のおかげで非常にゆったりとした気分で仕事ができる。しかも通勤電車までガラスキだし。込む時間を避けて電車に乗りましょう、という呼びかけを思い出しつつ、これが本当のピークオフ通勤だよ、と実感する敗戦記念日前の宵。週末へ来て再び猛暑ぶり返しな感じでございますな。熱中症時代、僕の先生はフィーバー。
ごくばん95枚目は、シャンソン歌手、ジャクリーン・フランソワによる60年代後期の名盤を。10代後期の多感な時期にFM等の音源で影響を受けていたサウンドのテイスティが、正にこの盤で聴くことのできるそれなのであります。管弦オーケストラのダイナミックな迫力ある演奏に圧倒される、スウィング・ワルツA1"Mademoiselle De Paris"、イパネマの娘風なナイス・ボサA2"Viens A Paris"、アコーディオン中心の優雅な演奏がトレビアンなジャズ・ワルツA3"Pigalle"、深遠メロウな深いアレンジが最高な軽快スウィングA5"J'aime Paris Au Mois De Mai"、加藤登紀子を彷彿とさせる哀愁フレンチ・ワルツB1"Solitairs"、極美メロな傑作スローB4"C'est Le Printemps"などパリ一色のおフランスで優雅なる1枚、たまにはこんな音に浸るのも良いね。