ごくばん Vol.90 S/T /Silvio Cesar('72)

junpee2008-08-04

歩いて隣駅の皮膚科へ。平日なので空いていたのに、長話をしているお年寄りがいて随分待たされる。その後さらに隣駅のヤマダ電機へ。明後日のドライブ用にCD-Rを大量に買い込む。ちょっぴり重くなった荷物を抱え、二つ隣駅の我が家まで徒歩にて帰る。暑いけど平気じゃん!なんて思っていたが、家まであと数百mの地点で急にしんどくなり水を飲み復活。年甲斐も無く無理をしてはいけないと実感。明日は家でCD作成に勤しむ所存。
ごくばん90枚目は、シルヴィオ・セザールのアダルトなメロウMPB名盤を。ブラジル音楽入門期に期待していた音がこの盤で聴くことのできるテイスティ。やれソウルフルだ、ジャジーだ、AOR風だなどという形容が不要なほど、魅力に溢れたサウンド満載の1枚でございます。柔らかいフルート、軽やかなヴィオラォンに導かれるしっとりボサA1"Hoje, Talvez Amanha"なんて最高ですね。次第にストリングスが加わり音に深みが増す展開なんて酒が美味くて仕方ありませんよ。さらにCalros Lyra作の傑作メロウ・サンバA3"So Choro Quando Estou Feliz"、こちらはNonato Buzar,Paulinho Tapajos作のこれまた傑作メロウ・サンバA4"Nao Tem Perdao"あたりの風格たっぷりな展開も良いし、Marcos Valle作の海の香りボサB1"Quem Viver, Vera"、瑞々しいヴィオラォン、そして中間部以降のオーケストラの響きに思わず恍惚なナイス・スローB4"Pra Voce"などハズレ0のナイス・アルバムです。美味いペスカトーレ食べたい。