極私的名盤 Vol.63 Sweet, Sweet City Rhythm/Fantasia feat. Peggy Santiglia('78)

早くも昨日より入梅。今年は例年に比べて雨の多い4〜5月だったが、ついでに入梅も早いということですな。雨模様の天候により今日の仕事は早上がり。なので最近マイブーム気味な新浦安ピーコックへ行き、食材を買い漁る。ここに来ると、高級食材からの誘惑に負けそうになる自分を抑制することが大変だ。嗚呼イベリコ豚のステーキ食いてぇ…ボーナスまで我慢だな。
今日から極私盤セレクトはジャンルレスに。女性シンガーPeggy Santigliaをフィーチュアリングしたスタジオグループによる、TK発12inchディスコ名盤。ジャケの通り都会の夜景に相応しい、摩天楼系なアーバン・メロウ・グルーヴを聴かせてくれる、といいたいところだが、どちらかというとMFSB的な開放感あるダンサー中心の内容か。爽快フレッシュなメロウ・グルーヴが最高なA1"Fantasia/Carnaval"は12分の長尺ダンサーだが、最初から最後までアドレナリン分泌モノな使い減りしない耐久性抜群のグルーヴが◎な1曲。中盤のサンバから後半の飛翔感溢れるストリングス・アレンジへの流れなんて、その高揚感に興奮せずには居れません、ですよ。さらにテンションコードで転調し続ける展開が心地よいB3"Alice Street"も極上ダンサーでこれまた好し。