極私的名盤 Vol.57 Emilio/Emilio Santiago('78)

junpee2008-05-20

予報通りの豪雨により、今日は仕事にならず。結局早めに帰宅してしまったのでたまには掃除でもするか、とキッチン周りから取り掛かる。油汚れと排水溝のヌルヌルに手こずりながらも2時間かけて当初の目的を達成。毎回水周りの掃除をするたびに思うのは、「掃除は毎日すべき」ということ。しかし毎日全箇所を掃除するのは無理だし、かといってある箇所だけ決めてから掃除しても、さらにその周りの汚れが気になって結局大掛かりな掃除になってしまうことも目に見えており…コツコツ積み上げるのが苦手な39歳哉。
ブラジル第3弾は、エミリオ・サンチアゴのブラジリアン・ソウル傑作盤を。彼の作品中最も好きな1枚でもあります。しかし何故かこのアルバムはCD化されないですね〜。凄く良い内容なのに。アコースティックなナチュラル系サウンドからブラス全開のかっこいいサンバまでどの作品も良くできており捨て曲ナシでございます。メロウ・サンバのお手本とも言うべきA1"Afina O Meu Violao"、ワウワウ・ギターカッティングに高揚するメロウ・グルーヴ名曲A2"Cabelo Pixaim"、哀愁味たっぷりのメロウ・ボサA4"Todo Amor Que Devora"、ヴィオラォン&フルートの爽やかな音色が涼感を誘う傑作MPB、A5"Total Abandono"、ハイテンションなイントロで早々にTKOされてしまうDon Beto作超傑作メロウ・グルーヴA6"Ser Alegre"とA面から本命作品だらけで参りました。B面も同様に濃い内容で最高、本気で一生モノな1枚です。