極私的名盤 Vol.50 Brother To Brother/Gino Vannelli('78)

junpee2008-05-05

昨日レコ&CDを大放出。ボーナス前に臨時収入が入るのは実にありがたい限り。これでしばらくは普通に生活できそうです。昨年11月に続いてこれだけ手持ちのレコを手放すと、当然の事ながら本ブログに掲載しているレコードの大半は既に人手に渡っていることになっているわけで。次第に中古業界の商品サイクル実態を体感するに至る38歳。あと5日だけ。
極私的名盤はマイ・モースト・フェイヴァリットな1枚を。彼の作品を初めて聴いたのが今から15年前のこと。ハマラジの"Super Gold"というビルボードの70〜80年代ヒット曲ばかり流している番組で耳にした"I Just Wanna Stop"にノック・アウトされたことを今でも覚えております。当時はこのアルバムだって輸入盤CDで辛うじて手に入るような状況で、でもその分凄く大事に聴き続けた1枚でもあります。全米4位の大ヒットとなったA3"I Just Wanna Stop"の奥深いメロウネス、分数&不協和音のイントロにぶっ飛んでしまう既定路線メロウ・グルーヴA1"Appaloosa"、ラテン風味なパーカッションに導かれる奇跡的なフリーソウル・チューンA2"The River Must Flow"、個人的にアルバム中最も気に入っている深夜系メロウ・チューンA5"Feel Like Flying"、超絶技巧な間奏部がとてつもなくかっこいい長編プログレB1"Brother To Brother"など、ヤバイ作品しか収録されていない極上アルバム。マジ無人島レコな1枚だ。