極私的名盤 Vol.49 A Pauper In Paradise/Gino Vannelli('77)

junpee2008-05-03

昨夜洗濯をしたまでは良かったが、そのことをうっかり忘れて寝てしまった…明け方目が覚めたときに気が付いたが、時すでに遅し。今日仕事で着ていく予定だったウエアが乾かないではないか…!ということで今日はお休みにしちゃいました。実際今日は旗日だし。休んで当然の一日。
今日もジノ・ヴァネリのアルバムで。個人的に思い入れの深い77年作。何と言ってもロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラを従えたB面の組曲が印象的です。商業的な立場を完全に無視したかのようなアルバム構成にまずは感服ですが、とても美しく正に「パラダイス」なアンサンブルに聴き入ってしまいます。私的に10数年前本アルバムの一部を演劇用効果音として使用したことがありますが、今聴き返してもやはり良い選曲だったと確信致しました。一方A面も今までのアルバムより開放的な印象の強いナンバーが多数収録されており、ラテン風味溢れるA1"Mardi Gras"、A2"Valleys Of Valhalla"、A5"A Song And Dance"あたりはこれからの新緑〜初夏の季節に相応しい作品でオススメ。仰々しくドラマティックな既定路線のA4"One Night With You"もかっこいいぞ。