極私的名盤 Vol.46 Powerful People/Gino Vannelli('74)

junpee2008-04-28

時々おもうこと。10年前の今日自分は何をしていたのだろう?5年前は?3年前は?2年前、そして1年前は…?そんな時、このはてなダイアリーは便利である。去年、一昨年の今日はGW突入で浮かれていた様子が伺えるし、3年前の今日は引越し前でバタバタしていたことを昨日のことのように思い出してしまう。さて今年はと云うと、GW中も仕事モードなのでイマイチノリが悪い。そんな中明日だけは休めそうなので束の間の休日を満喫すべく東京に行こうかと。電車に乗るのも1ヶ月ぶりだな。
極私的名盤もいよいよジノ・ヴァネリへ。。昨年の日記で紹介した1stに比べて、こちらの2ndではより深みを増したシンセのメロウなサウンドと、多用されるハイテンションなコード、そして時折顔を覗かせるジャジーなアレンジが程よくブレンドされた好盤となっております。特に軽やかスウィンギーなアゲアゲジャズA3"Son Of A New York Gun"からぶっ飛びメロウ・グルーヴ名曲A4"Jack Miraculous"への展開が一番好きな部分。マジでこのA4は麻薬性が高くてヤバイっすね。さらに内省的かつ緊迫感溢れるバラードからジャジーに展開する様が見事なB1"Powerful People"、R&B色強いグルーヴ感覚が心地よいA1"People Gotta Move"も◎でよか。