極私的名盤 Vol.45 Skinny Boy/Robert Lamm('74)

junpee2008-04-22

昨日某ラジオ番組で、ガソリン価格が下がったことにより(生活に)どのような変化がありましたか?という趣旨の放送を車中で聞いていたが、いずれは再び元の、もしくはそれ以上の価格になる可能性が高いというのに、随分暢気な番組だなーと感じた次第。ある投稿者はガソリン代が減った為に小遣いを減らされたとか。こちらもその折には復活するのだろうか、と心配しても仕方ないですけどね。嗚呼コンフュージョン!
極私的名盤45枚目は、元シカゴのメンバーによるソロ作にしてプリAOR名盤を。最近CD化も果たしました。力強いバッキング・コードを奏でるピアノと重厚感を寄与する弦のウエットな響きが印象的なメロウ・グルーヴ佳曲A1"Temporary Jones"、同時期のジノ・ヴァネリを彷彿とさせるシンセ中心のサウンド構築が印象的なメロウ・ソウルA2"Love Song"の2曲で早くもTKO。さらに秋色黄昏メロウな傑作スローB2"Fireplace And Ivy"、Steely Dan風な芸術性溢れるナイス・ミディアムB4"A Lifetime We"、ブルース、プログレ、そして疾走するドラマティックな展開が魅力のB6"Crazy Brother John"と様々な角度から魅力ある音源が次々と登場。これは素晴らしい盤だ。