極私的名盤 Vol.29 Swingle Skyliner/The New Swingle Singers('79)

junpee2008-03-08

今日は金もないのに2ヶ月ぶりに渋谷までレコードを見に行ってきました。真面目に資金不足なので、タワレコとユニオンだけしか見ることができませんでしたが、最初に赴いたタワレコ3FのJコーナー付近でJohn ValentiのCDを見ようとしていたら、急にStrangerなForeignerが「アナタハ、ココデカイモノシマスカ?」と尋ねてきたので、何を聞きたいのかな、と思いつつ頷いたところ、「ワタシハアシタドイツニカエルノデ、コレイリマセン」とポイントカードを差し出されました。突然のことで何が何だかよくわからぬまま、「アリガトウ」となぜかこちらもフォリナー訛りっぽく挨拶し、取り敢えず受け取りましたが、全部で980ポイント充当されていて、あと20ポイントためないとひとまずここでの使用はできないようで…ご好意に感謝しつつ、どこかで使うしかないですな。もしかして、このカードには重大な機密情報が取り込まれていて、そのネタを嗅ぎ付けた香港マフィアあたりに急襲されるのではないか、という妄想もいだきつつ。嗚呼不思議な土曜日哉。
極私的名盤29枚目は、バロックからポップスまで幅広いジャンルの作品をこなす、超絶技巧ヴォーカル・グループ、スウィングル・シンガーズの79年作を。裏ジャケを見たところ、男女4人ずつ計8人編成の構成で、特に女性ヴォーカルの広域における幅広さが特徴なように感じております。全体的に抑揚の効いたコーラス・ワークに好感の持てる内容ですが、中でもゆったりとした飛翔感あふれる爽快スウィングA1"Skyliner"、心地よいグルーヴ感覚が心地よいソウル系ジャズB5"Us"を始めとして、グレン・ミラーの名曲カヴァーなど親しみやすい点で楽しめる好内容の1枚。ジャケはガッチャマンお得意の火の鳥。あちぃ。