極私的名盤 Vol.28 Silver 'N Wood/Horace Silver('76)

今日は市原市奉免付近へ。杉の木がたくさん林立している場所でウロウロしていたため、たちまち花粉症へと突入。それでも外を歩いているうちは平気なのだが、一回電車などで座ってじっとしていると、鼻の奥がむずむずしてきてくしゃみが出そうになってしまう。私のくしゃみは気をつけていても豪快になってしまうので、公共の場では極力抑えており、今日もクシャオジサンの顔のまま家まで帰ってきた次第。オヤジ系豪快くしゃみを愛らしいプチくしゃみに矯正することはできないものだろうか。
今日のアルバムは、このブログで何度か登場しているホレス・シルヴァーの'Nシリーズから、第2弾"Wood"を。The Tranquilizer Suite"（＝精神安定剤組曲）と題されたA面は、アッパーノリノリな第1章"Keep On Gettin' Up"、ゴージャスかつジェントルなクール・ジャズの第2章"Slow Down"、ハイテンションなクラブ向きジャズ・サンバの第3章"Time And Effort"、バリトンサックス＆フルートにより生み出される、美味な極上グルーヴが最高な第4章"Perseverance And Endurance"と素晴らしい作品ばかりで恐ろしいほど。一方"The Process Of Creation Suite"と題されたB面もA3の再演風な第2章"Activation"をはじめとして各作品ともに全く隙の無い最高な仕上がりぶりに、ただただ脱帽。かっこいい音ばかりで最高な1枚です。