極私的名盤 Vol.20 S/T /Black Satin('75)

junpee2008-02-13

今日は仕事で千葉県市原市へ。これから2ヶ月余りこの界隈をウロチョロすることになりそうだが、市原市は難読な地名が多すぎる。「廿五里」、「不入斗」、「飯給」この難読トリオはどうやっても普通に読めません。会社の上司が廿五里が一発変換で出てきたぞ、と感動していましたし(笑)。それにしても寒い。マルセイバターサンドが旨い。
極私的名盤も早くも20枚目ですが、引き続きソウル系で。今日は名門Doo Wopグループ、The Five Satinsが名義を変えてBuddahから発表した75年作を。ドゥー・ワップグループならではのハイレベルなヴォーカルを前面に押し出しつつも、明朗ポップなサウンドを適材適所に取り入れているナイス・アルバムです。まずはR&Bチャートで49位まで上昇した、高揚感溢れるナイス・ミディアムB1"Everybody Stand & Clap Your Hands"。快活なホーン・セクションの輝かしいサウンドが元気ハツラツで良いですね。さらに同系統の元気グルーヴを聴かせてくれるA4"We're A Star"、B3"Get It Up"、甘酸っぱくメロウなB4"Hey There Pretty Lady"、極上甘茶スローA2"How I Wish We Could Do It Again"など「ソウル」という枠にとらわれず楽しむことのできる好盤です。